Q:食いしばりの原因や対処法を知りたい
食いしばりが結構ひどい事に改めて気付きました。子どもが産まれてから酷くなったように感じでいて、時々頬が疲れたり、こめかみ辺りが痛くなったりします。
最近はいつ食いしばってるのか?を観察していて、子どもを抱っこする時、野菜を切っている時、寝ている時も食いしばってる様です。
先生は食いしばりは何が原因と思われますか?どこかの筋肉が緊張しているのでしょうか?姿勢の乱れも関係するのでしょうか?
食いしばりの原因はストレスとありますが、子育ても料理も辞められません。この食いしばりに無駄なエネルギーを使うのはもったいないと思い相談させて頂きました。
A:食いしばりの要因は複数あります
食いしばりで悩まれる方は多いですね。
確かにストレスなどもありますが、下記の要素も大切です。
◎普段の頭の位置(姿勢)▶首の筋肉の使い方。うなじを伸ばす筋肉を使います。
◎呼吸▶横隔膜がちゃんと動いているか。肋骨下部の4点を手で持ってやる呼吸法。風船をふくらませるのもおすすめです。
◎口の中の癖▶上の歯と下の歯の隙間は1ミリくらい開いてるのが普通です。
◎舌の位置や筋力▶舌が上あごにぴったり面でくっついているか?舌が下がる、舌の筋力の低下で食いしばりになる。
◎目の疲れ▶目の体操でゆるめて、首の緊張を減らしていくこと。
舌回し体操もおすすめです。
上記のような首、呼吸などに関連するワークをしっかりやると改善することが多いです。
肩甲骨まわしや背骨の体操で、体幹をゆるめるのも大切ですね。
関連トピック
▶頭蓋骨と骨盤のワーク(首の筋肉をゆるめる効果もあります)
▶肩甲骨の基礎(肩まわりをゆるめるのが食いしばり対策に必須です)
▶舌回し体操(動画2つ目)
