【Q&A】金魚体操についてのよくあるご質問と回答

Q:金魚体操がうまくできない、スムーズに動けない

金魚体操がうまくできない方は、背中の緊張が強い方、反り腰の方です。

まずは全身からダラっと力を抜いて、腕、頭、胴体、脚それぞれの重さに意識を向けましょう。「重たい」と感じてみてください。また各部位が「あたたかい」と感じてみてください。こうすることで体がリラックスし、少し床に沈む感覚が出てきます。
(こういう感覚が分からなければイメージだけでもOKです)

その重さ、あたたかさ、リラックス具合を維持したまま体をゆらしてみましょう。「背骨を揺らす」が分からなければ、ただゆれるだけでも大丈夫です。

意識できる方は、下記のことを意識してみましょう。いきなりすべてを意識するのが難しければ、1つ1つ順番に焦らずやってみてください。

  • 体の中心(背骨)が上(頭との付け根)から下(尾骨=しっぽ)まで、均等に左右にゆれる
  • 半分はゆらす意識で、半分は反動でかってにゆれる感じで
  • 体の中に支点をつくらず、緊張する部位がなくなるように
  • 自然に呼吸を続けながら
  • 次第にリラックスが深まっていくように

Q:金魚体操をやるうちにぎこちなくなってきた

金魚がぎこちなくなってしまうのは、いろいろポイントを意識しようとしているからかもしれませんね。

ぎこちなくなったら「ただ揺らすだけ」くらいの簡単な意識でやってみるといいかもしれません。

Q:金魚体操やキャット&カウをすると翌朝腰が痛くなります。余計な力が入っているのだと思うのですが、力を抜くと動かせません。

腰が痛くなるとのことですが、腰を支点にする癖があるのだと思います。

  • 金魚⇒膝を曲げてやると腰の力を抜きやすくなります
  • 背骨ウェーブ⇒これは一般的なキャットとはやり方が違うので、腰(腰椎)ではなく骨盤・股関節から動かす意識で行います。

まずは腰椎まわりの筋肉をメインで使わず、股関節の力を使って骨盤を丸める・反る動きを練習しましょう。

会員ページにある仰向けでの腰椎の体操(骨盤丸める反る)を中心にやるといいかもしれません。

Q:背骨を動かすのがうまくできなくて、お尻だけ動いている感じになり、腰が痛いです。

おそらく腰の部分の背骨が固いと思うので、その場合は膝を90度くらいにまげて、腰を重点的に動かす感じから始めてもらえるといいと思います。

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