Q:腰の痛みがなかなか取れない
慢性的な腰痛についてです。
なるべく腰に負担がないように…と
気をつけながらやっているのですが、
何か腰痛を避けられる方法とか、
これはやらないほうがいい、とかありますでしょうか。
座り仕事のため、なるべく力を抜いて
反発を感じながら、など、
取り組んではいるのですが、
すぐに疲れてしまい、
結果、夕方くらいになると腰がだるくなり、じっとしていられなくなります。
悪化しないように、温めたり、ロキソニンテープ貼ったりしながら様子をみていますが、自分のもともとの癖や虚弱体質、筋肉不足などが原因かと思っています。
A:腰痛対策にはいろんな方法を組み合わせましょう
ご連絡ありがとうございます。
腰の痛みが続く理由としては、
・動きの中で無意識に腰で頑張ってしまっている
・骨盤や股関節の使い方に癖があり、腰に負担が集中している
・「反発を感じよう」と頑張りすぎて、かえって力んでしまっている
といったことも考えられます。
おすすめの対応としては、
●背骨や骨盤を「ゆっくり・小さく」動かす
→痛みがあるときは特に、動きを小さくして、感覚を丁寧に感じることが大切です。
「ちゃんとやらなきゃ」と思うと無意識に力んでしまうので、心地よい範囲で。
どのワークもそうですが、動きの大きさや正確さより、少ない力でリラックスしたままできるようにしましょう。
●股関節を意識した動きに切り替える
→いつもと重なることではありますが、股関節で動きを受ける意識を持つと腰の負担が減ります。
もも裏や坐骨をさすってからワークを行うのも効果的です。
●体操の量を減らして、こまめに休む
→疲れやすい体質の場合、長くやるより「短く・何回かに分けて」やる方が体に合うことがあります。
痛みがある時ほど、「頑張る」のではなく、「丁寧に緩める」ことがポイントです。
まだ新しい動きに体が慣れてない可能性もありますね。
腰痛は心因性やストレスから続くものも多いため、迷走神経のケアや呼吸法も多めにやった方がいいかもしれません。
呼吸法で腹圧が高まれば腰の負担も減ります。
