【Q&A】歩き方について詳しく知りたい

Q:歩き方がぎこちなくなる

歩く時の重心について質問です。
大地と脚がつっかえ棒になり反発を感じればまっすぐ立てるというのはなんとなくわかってきたのですが、歩くと、足の裏の重心は、つま先にいったり踵にいったり、右足になったり左足になったりと
ただ歩く、という、みんなが普通にできる行為がが難しくて。意識すればするほどパンクしそうになります。

A:反力、丹田がポイントです。

歩くときの重心についてですが、基本的な考えとしては、まずいろんな姿勢、動きの中で「地面からの反発を感じる、体に通す」練習をすることで、自然に反力を使った動き・歩きができるようになるものです。

そのため、歩くときの意識より、いろんなワークの中で「反力を感じられる、通せる体をつくる」がまず第一ですね。

その上での歩き方のポイントですが、
・まず丹田(下腹)が前に引っ張られるように歩く(重心から歩く)。体が前に出て、それに対して脚が引っ張られるように前に出る感じ。
・足を着地させるときは、踵の外側から着地して体重が乗り、最後に母指球で地面を軽く押して足が地面から離れる
・軽く膝を曲げたまま、脚全体がつっかえ棒のようになって反力で前に出る
・ちょっと頭が上下する感じがいい
という感じですね。

その場でピョンピョン縄跳びのように跳ねる練習をすると、重心の落下と反力で体が自然に動く感じが分かると思います。これは地面を「蹴る」ではなく、反力で跳ねる感じです。

これができれば、歩く中での反力の使い方も分かると思います!

ただ意識しすぎてもぎこちなくなると思うので、地道にやっていく前提で無理なくやってみてください。

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