今後の活動について:深谷道場として

深谷道場の運営記録

こんにちは。

これまで整体施術や姿勢・体の使い方の指導などを行ってきましたが、これまでにやってきた内容をプログラムとして整理し、そのうちクラス形式で指導するようにしていきたいと思っています。

この活動は「深谷道場」という名称で行います。

長期的には、「基礎的な体の使い方・セルフ整体・体幹トレーニング」などを中心としたフィジカル部(仮)、「基礎的な武道の動きを通じて心身を整え、鍛える」武道部、「学術的な内容を勉強会や講義形式でお伝えし共に学ぶ」学術部の3つに活動を展開する構想です。

ですがいきなりすべては手が回らないため、まずは「フィジカル部」の内容から少しずつ始めていきます。

これに伴い、このサイトはサイト名を変えました。

体の使い方を中心に、記事も更新していければと思います。

また「フィジカル部」の具体的な活動は、また改めて告知させていただきます。

ここまでがお知らせですが、この構想の背景を簡単に書いておきたいと思います。

心身を整え、鍛えることを当たり前に

心身の健康・安定は外注できません。悪くなってから専門家に頼っても、一時的には治っても根本の心身の状態、あり方は変化しません。病気や不調はこれまでの心身のあり方の現れです。そのため、普段から自分の心身のあり方を自分なりに研究し、整えることが当たり前になるといいと思っています。

そのため、自ら心身を整え、鍛えることを実践する集まりをつくりたいです。

心身の探求を楽しむ

ただし「健康のために心身の改善を頑張る」というスタンスは、義務的でつまらなくなりがちです。そして多くの方は続けられません。義務感では習慣を継続させるのが難しいのです。

そのため、私は多くの方に心身の自分の心身を知ることや、運動によって体の在り方を探求することを楽しんでもらいたいと思っています。

そこでキーになるのが文化の力です。私は日本の武道を学び実践してきましたが、武道はとても奥深く一生探求して楽しめます。心の面も体の面も、とても大きな世界がそこにあります。

この武道から学んだことを、まずは「フィジカル部」では「体の使い方」として、武道と無縁の方にも分かるように、かみ砕いてお伝えしていきたいです。

その内容は、いつものSNSでの発信やこのブログに書いてきたようなものです。

自他の在り方を見直す

さらに、自他のあり方を見直すことも私の理念の1つです。

具体的には、心身を整え、鍛えることを自己中心的に行わないということです。心身の状態は、私たちが考えている以上に周囲の人(神経的なつながり・ニューロセプション)や周囲の環境(感覚からの反映)に影響されます。

そのため「私」だけをコントロールしていい方向に向かわせようとしても難しいのです。多くのエクササイズは「自分の体をコントロールする」「理想のスタイルにする」といった視点から行われているようですが、これは自己中心的で、周囲から孤立した実践になりかねません。

本当の心の安定や精神的な成熟、そしてリラックスした動きをするには、自己中心的視点ではなく「周囲をどう感じるか、周囲とどう関わるか」が大事です。

現代は個人主義、成果主義、効率性や生産性重視の文化になりつつあります。私も都会で生活していると「他人は関係ない、自分だけ成長、向上できればいい」という価値観に染まってしまいそうな危機感を感じます。

しかし、このような文化を推し進めても人の心も体も豊かになれません。

人間は人間である以前に動物であり、長い進化の過程で当たり前になった「集団とのつながり」「人と共にみんなで学び、成長する」といったスタイルを今も身につけたままなのです。

このような考えは、まだ活動内容に落とし込めていませんが、「深谷道場」の長期的な構想としては、一時的な関わりで終わりにするのではなく、多くの方と長く関わり、学びながら共に心身を整え・鍛えていくコミュニティ的な活動にしていければと思っています。

また今後の活動は随時告知していきますので、よろしくお願いします。

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